自動車保険って必要?補償内容や選び方を徹底解説!!
自動車の運転中に万が一事故を起こってしまった場合に備えるのが自動車保険です。
自動車保険は大きく分けて自賠責保険と任意保険から成り立っています。
目次
- ○ 自動車保険の補償内容
- ・相手への賠償
- ・けがの補償
- ・車の補償
- ・その他の補償
- ○ 自動車保険は必要なのか?
- ・自賠責保険だけの場合
- ○ 自動車保険を安く抑えるポイント
- ○ 自動車保険の選び方
- ・補償内容、補償範囲
- ・保険期間
- ・支払い方法
- ・車両保険加入の有無
- ○ まとめ
自動車保険の補償内容
自動車保険は大きくわけて、相手への賠償、けがの補償、車の補償などがあります。
それぞれについて詳しく解説します。
相手への賠償
・対人賠償保険
事故により他人を死傷させた場合、相手方の治療費や慰謝料などを補償します。
・対物賠償保険
事故により相手の車や壁など他人のものを壊してしまった場合、修理費用を補償します。
けがの補償
・人身傷害補償保険
契約車両に乗車中の方が事故で死傷した場合などに保険金をお支払いします。
・搭乗者傷害保険
搭乗者傷害保険は保険会社が決めた一時金のため人身傷害補償保険の上乗せとして考えると良いでしょう。
車の補償
・車両保険
車両保険とは、自動車事故、自然災害、いたずらや飛び石でガラスにひびが入ったなど、車の修理が必要になった時に保険金が支払われます。
その他の補償
・弁護士費用特約
もらい事故や一方的に追突された時など、こちらに過失がない場合、保険会社は示談交渉を行うことができません。
そのようなときに弁護士に依頼する費用を補償します。
・個人賠償責任補償特約
ご本人やご家族が国内の日常生活において、他人にけがをさせたり、他人の物を壊したりして損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします。
例えば自転車で他人にけがをさせてしまったり、お店の物を誤って壊した時などに補償します。
自動車保険は必要なのか?
自動車事故の損害は人の大切なものや命を奪うなど、これまでの人身事故や物損事故では億を超える判例がいくつも報告されています。
驚くほど高額となることもあり確かな安心のために加入をお勧めします。
自賠責保険だけの場合
自賠責保険ではけがは120万、後遺障害は最高4,000万、死亡は3,000万までと決められています。
ですから自賠責保険だけでは足りない部分を自動車保険で補いましょう。
自動車保険を安く抑えるポイント
運転者の範囲を限定すること、例えば本人だけ運転するや夫婦のみが運転するなど限定することで保険料を抑えることができます。
使用目的には業務、通勤通学、日常レジャーの3種類があります。
使用目的によっては安く抑えることができます。
ほかに割引制度としてゴールド免許割引があります。
自動車保険の選び方
自動車を購入するとき、みなさん自動車保険を検討します。
しかし補償内容をどのように選んだらいいのかわからない人が多いです。
そこで適切な自動車保険の選び方を紹介します。
補償内容、補償範囲
対人対物は近年高額な請求になっているため無制限にすることが望ましいといえるでしょう。
人身傷害は乗っている人をお守りするために5,000万以上をお勧めします。
車両保険は付けるか付けないかによって保険料が約倍になるため慎重に判断する必要があります。
特に車が新しく自己負担はしたくない場合付けたほうがいいかもしれません。
保険期間
1年契約の物がほとんどですが保険会社によっては2、3年などの長期契約もあります。
1年と3年で最も違う点は等級の進み方です。
例えば1年契約の場合、1年間無事故であれば翌年1等級上がります。
3年契約の場合、無事故であれば3年間は同じ等級のままで、3年後に等級が3つ上がります。
事故があった場合の等級の進み方について、1年契約の場合は翌年3等級下がります。
3年契約の場合、事故があっても保険期間中の3年間等級は変わらず、3年後に等級が3つ下がります。
支払い方法
支払い方は、月払いか年払い、銀行口座かクレジットカードから選べます。
車両保険加入の有無
自動車保険の選び方で一番悩むポイントに車両保険加入の有無があります。
ローンが残っている状態で事故があった場合、新しい車を買うにしても買わないにしてもローンは残るため必要と言えるでしょう。
古い年式の車の場合、車両金額が低く設定されるため補償される金額も低いものとなりますので預貯金からカバーする方法もあります。
まとめ
自動車保険は大事な車や人を守るための保険です。
補償内容や補償範囲は任意で決めることができます。
あらゆるリスクをしっかり考えて検討しましょう。